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平成15年9月6日(土)
店主 いらっしゃいませ。毎度おおきに。
熊さん ご無沙汰。しばらく来んうちに、またなんぞ変わったことをやってるんやて。
店主 「をとこもすなるにっきというものを、、、」というやつですわ。
熊さん 何やおまはん女やったんか。
店主 違いまんがな。
熊さん ほな、おかまか。
店主 何言うてんねん。紀貫之は男でっせ。
熊さん わかってる。わかってる。まあ、世間の流行もんに乗り遅れんとこちゅうこっちゃろ。
店主 まあ、そわに言われたら元も子もないけど、
ホームページちゅうもんを作りましてん。
熊さん あんた、そんなん出来るんかあ。
店主 まあぼちぼちです。
とりあえず作って、後は徐々に直していきますわ。
熊さん 破れかぶれですなあ。
店主 それも言うなら、なんとかよりは拙速を尊ぶというやつですわ。 |
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熊さん そんで、ホームページで何をしますねん。
店主 和歌山の片田舎からの情報発信。
ほしかや陶器のPRと新たな販売活動ですわ。
熊さん 景気も悪いといろいろせなあきまへんなあ。
店主 というよりは、時代の要請ちゅうやつですわ。
熊さん まあ何とでも言いなはれ。
そんでも、おまはんとこはええもん扱ってるさかい、ええかもわからんで。
店主 今は物余りの時代やから、
使って生活シーンが楽しくなるようなもの、
もらって本当にうれしくなるもの、
そういうようなものを扱っていきたいと思ってま。
熊さん まあ精々頑張んなはれ。 |
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いまさらこんなことを聞くのもなんなんやけど、
「ほしかや」ていうのはどういうところから来てますのや。
店主 昔は「干鰯屋」て書きましてん。
読んで字のごとく、そういうもんを扱うてたみたいですわ。
それが、明治の中頃から瀬戸もんを扱うようになって、
名前を「ほしかや」ていうひらがなにしたようですわ。
熊さん 何や結構古い話やなあ。
店はいつごろからやってますのや。
店主 江戸時代までさかのぼります。
でも、古いだけではあきませんわ。
熊さん よう分かってますがな。
ところであんさん、もおいくつになったんな。
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店主 へえ、そうですなあ、
アイドルを追いかけまわすほど若くもないし、
枯れてしまうほどには年をとってません。が、
44年の白雪が頭に積もっています。
熊さん 44歳で、頭は白髪が多いちゅうことかいな。
シェークスピアやないんやから、もっとちゃっちゃっと言いなはれ。
店主 1959年生まれの44歳。さそり座のB型。
奥さんと5歳の長男がいてます。
どや。
熊さん どやっていうほどのもんでもないけど、
まあ、家族のために頑張んなはれ。
店主 へえ、お客様のために頑張りま。 |
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